国民年金の免除・猶予者叩きが始まるのか

シェアする

スポンサーリンク

国民年金の納付率が久しぶりに60%台に乗った模様。

国民年金 納付率5年ぶり60%台  免除・猶予600万人に (2014.6.23 東京新聞)

気になるのが「免除・猶予者」が増えているという論調だ。

所得が低く納付の全額免除や猶予を受けている人が十九万人増え、加入者全体の三分の一に当たる計六百六万人いる。除外せずに計算した実質的な納付率は40・2%にとどまるのが実情だ。


首相官邸ホームページに掲載されている資料にもつぎのような図があった。暗に、「免除・猶予者」が増えているから年金財政が逼迫していると言わんばかりの図に見える。

nenkin1

▲出典 首相官邸ホームページ URL: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/syakaihosyoukokuminkaigi/kaisai/dai03/03iin-siryou4.pdf

本当は「免除・猶予者」が増えたとしても、従来通り厚生年金・共済年金からつまんできて補填すれば財政が逼迫することはない。

ただ、国民年金の未納がさらに増えると、国民年金保険料を納めない「免除・猶予者」が叩かれそうな気がする。

「まじめに国民年金保険料を払ってる者がバカを見る」
「1円も国民年金保険料を納めないのに年金をもらえるなんておかしい」


こんな世論が作られるのではないだろうか。

「国民年金保険料の免除・猶予」は法律で認められている制度なので批判されるいわれはないのだが、生活保護制度のように「感情的」に叩かれる可能性が高い。

「免除・猶予制度の批判が沸き起こる」→「民意」を取り入れる形で「免除・猶予者」の年金減額が決定

こんな流れになるのではないかというおそれがあるので、今のところ国民年金は満額支払っている。

※国民年金を免除・猶予されていることをネットで公開するのも「生活保護を受給していることを公開」するのと同じくらいリスキーになってくるかもしれない。

<参考>
厚生労働省:国民年金保険料の納付率について(月次)

スポンサーリンク

シェアする

    関連コンテンツ

    twitterをフォローする
    twitterをフォローする

    ブログを購読する
    ブログを購読する

    follow us in feedly Subscribe with Live Dwango Reader RSS