竹内謙礼『投資ミサイル』

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竹内謙礼『投資ミサイル』を読む。※本書は『戦略課長』 (PHP文庫)と改題される。わたしは『投資ミサイル』というタイトルのほうが好きだ。

倒産の危機にある上場企業『ホリデイ産業』に、銀行から「ロボット」が取締役として送り込まれてくる。「ロボット取締役」の指導のもと、女性課長・道明美穂が描いたV字回復のための事業計画とは。

本書を読めば、企業再生のストーリーを追体験しながら「投資」の本質を学べる。投資の内容は企業の事業投資、株式投資、不動産投資からポートフォリオ理論まで、サラリーマンなら必ず経験する投資だ。

そもそも「投資」とは何だろう。どうなれば投資に成功したことになるのか。成功するには何をすればいいのか?

本書はそんな疑問に答えてくれる。


本書はKindleで読んだ。わたしがハイライトした名言を一部紹介してみたい。

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投資戦略

・過去に意思決定した固定費を回収するために、判断を間違ってしまったら、本末転倒だ。埋没費用は比べてもいけないし、後悔すべきことでもないんだ。

戦略なき投資は失敗する

・持っている財産やコネクションは徹底的に使ってでも、成功すべきだ。一度しかない人生なのに、自分から進んで、不利になることはないだろう。

・ナマのお客の声や考え方は、自分が新聞やインターネットから入手する情報よりも何杯も興味深くて、参考になる。

株式投資

・投資家は、自分が編み出した投資術を使えば、「TOPIX」の6%よりも、リターンを大きくできると信じているんだよ。

投資家は、自信過剰なんだ。雑誌とかテレビで、株の投資だけで億万長者になった人が紹介されているだろ? 自分だって、同じように何十%ものリターンを稼げると思い込んで、個別の株に手を出してしまうんだ。

・プロもアマチュアも含めて、みんなが、儲かる個別の株を探して買ってくれるからこそ、証券市場の株価は、適正な価格に調整されるんだ。

・予想が当たらないプロの株コンサルタントも必要な存在だし、毎日、会社で働かずに、自宅で株の売買を行っている投資家だって、社会の資源配分を適性にするために、大切な仕事をしているってことだ。つまり、自信過剰な投資家が競争することは、社会で重要な役割を果たしていることになる。

働くリスク&リターン

・もう出世の望みがない会社から転職しないサラリーマンがいたとする。その会社で働き続けるリスクを取っても、当然給料が上がるというリターンがない。それならば、思い切って転職するリスクを取るほうが、給料というリターンが上る可能性があるはずだ。

出世できないのに働き続けることは、リターンのないリスクを取っているということに彼は気づいていないのだろう。

・リターンに反映するリスクであれば、怖がらずに取ることが、新しいチャンスを生むことになるんだ。

一生懸命、努力さえすればいつかは市場で認められるという考え方は、人生を運に任せた、バカなやり方ってことだ。

不動産投資

・不動産会社でなければ、適正な価格を計算できないと思うなら、それこそ、不動産投資は止めたほうがいい。

・投資というのは、銀行の預金とは違ってリスクがあるんだから、余裕をもってやるべきなんだ。

・(株式投資にない不動産投資のメリットとは)自分の努力で、不動産の価格自体を上げることができるってことだ。


ここに挙げたのはほんの一部だ。株式投資、不動産投資をやっている個人投資家だけでなく、サラリーマンとして自分の評価を上げたいと思っている人も勉強になる。

投資家として、サラリーマンとして「無駄な努力」をしたくなければ、投資の知識は必須だ。

本書にはそんな投資に成功するヒントが満載だ。

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