なぜ定年まで働いて退職金がもらえると「老後は安泰」と錯覚するのか


定年まで働いて60歳時点で退職金と貯金で合計3,000万円持っていたとする。

本当にこれで老後は大丈夫なのだろうか?

1990年代前半までは大丈夫だった。

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預金金利が高かったからだ。

杉並区HP:金利の推移

によると、定期預金の金利が5%前後の時代があった。

3,000万円を定期預金に預けておくだけで利息が年150万円、手取りで約120万円が毎年無リスクで手に入った。

年金は満額支給された。

つまり、とりあえず定年まで働けば、退職金が生み出す預金利息と年金で「ゆとりある老後生活」が送れた。

預金利息で食えた時代があったので「定年まで働いて退職金がもらえたら老後は安心」と錯覚し続けている。

ところが今は超低金利。

3,000万円を退職金特別金利0.4%(笑)で運用しても年12万円。税金をひかれたら手取りは10万円を切る。

金利0.4%の利息で年150万円(税引前)もらおうとおもったら元本が3億7,500万円必要だ。定年まで確定拠出年金で運用して、その後は銀行預金に移して悠々自適の生活が送れるかどうかはわからない。

デフレ時代が長く続き、低金利のために無リスクで老後資金が稼げない。

寿命も伸びるのでリスクはますます高くなる。

預金金利が5%だったら確定拠出年金なんかやる必要はないんだけどな~。

ということは、「低金利政策」というのは、個人投資家にリスクを押し付け、金融機関に税金を注入し続けて食わしているだけなのかも。

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