なぜお金は追えば追うほど逃げていくのか

邱永漢『お金の原則』(光文社 2001) を読みなおした。

「お金がほしい!」と思えば思うほどお金が逃げていく理由に納得した。

お金に余裕がなくなって執着するようになると、自分のことしか考えられなくなるから、お金が逃げていくのだ。

逆に、お金に執着しなくなると、お金のほうから寄って来る。

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お金に逃げられないために

お金に執着しないようになると、どうしてお金が寄って来るかというと、お金に余裕ができてくると、自分のことばかりでなく、相手の立場を考えたり、相手の利益を考慮するようになるからです。

(中略)

余裕が出てくると人間関係を大事にしますから、「あなたとは、仕事のうえで長いつきあいをしたいから」と言って、仕事をした代金も受けとらない。そう言われると余計に仕事を頼みたくなってくる。

仕事がどんどんふえ、いっそう余裕がでてくれば、今度は相手に金儲けのチャンスを与えようとするから、ますます人が寄って来る。いやでも資産がどんどんふえる仕掛けになってきます。

pp.202-203

つまり、お金に縁がある人というのは、相手の立場・利益を考える余裕がある人なのだ。

なぜ相手の立場に立てるかといえば、自分のお金に余裕があることで、精神的に安心感ができるからだ。

よく、「ビジネスでは相手の立場に立って考えろ」と言われるが、これは「自分のお金に余裕を持たせておけ」という意味なのだ。

お金に余裕がなくなるというのは精神的に余裕がなくなるということだから自分のことで精一杯なので、相手の立場なんて考えるのは無理というものだ。

貧すれば鈍する」のだ。

自分なりの金銭哲学を持つ

では、「自分のお金の余裕を持たせる」にはどうすればいいのか。

わたしは自分なりの金銭哲学を持つべきだと考えている。

特に、支出について自分なりの考え方を明確にしておけば、無駄な支出がなくなる。

例えば「いつもニコニコ現金払い」とか(笑)。

本書は金銭哲学を構築するうえでとても役に立った1冊だ。

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