【金持ち過ぎない】1000万円リタイアは「ちょうどいい」のです
という記事を読んだ。
30歳で早期リタイアされたミクさんのブログ「30歳1000万円でリタイア - 150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る」の記事だ。
貯金が1,000万円という金額は、世間一般では早期リタイアするには「少ない」とされるが、適正値だという内容だ。
わたしも貯金が1,000万円で十分すぎると感じた。
理由は「支出額」だ。
生活費は月3万円
ブログの他の記事を読むと、月3万円くらいで生活されている。
参照【底辺生活】月3万円生活が「ちょうどいい」です(2020.7.2 30歳1000万円でリタイア)
無理に節約しているのではなく、そこそこ「ぜいたく」もされているようだ。
月3万円でふつうに暮らせるなら、年間生活費は36万円。
貯金1,000万円なら単純計算で27年ほど持つ(1,000 万円 ÷ 36 万円/年 ≒ 27.7 年)。
「完全リタイア」なら57歳あたりで貯金がゼロになる計算だが、少し働く「セミリタイア」なら、年収36万円は余裕で稼げる。
なので、「年金をもらう前に貯金がゼロ」となる可能性は少ない、とわたしは思う。
1億円の価値
月3万円の生活を実現している人の1,000万円の貯金は、月30万円使うサラリーマンから見ると、1億円の貯金に匹敵する。
支出が10倍になれば貯金の価値は10分の1になるが、支出が10分の1になれば貯金の価値は10倍になるからだ。
つまり、貯金の価値を上げるには支出を下げればいい。
方法はカンタン。
わたしの経験上、会社を退職すれば支出は必ず支出は下がる。
サラリーマン生活を維持するための「必要経費」「交際費」「交通費」「ストレス解消費」「見栄張り費」などを使う必要がなくなるからだ。
もちろん、月30万円使っているサラリーマンが退職していきなり支出を月3万円に減らせるとは思わない。
まずは無理のない範囲で徐々に減らしていって「適正値」と思えるレベルまで落としていければいい。