住宅ローン「フラット35」が頭金ゼロに?

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持ち家を買うときに35年の住宅ローン「フラット35」が頭金ゼロで使えるかもしれない。第2のゆとりローンになりそうな気が……。

「フラット35」融資上限の一時撤廃検討 国交省(日経)
によると、

国土交通省は住宅金融支援機構が手がける長期固定型の住宅ローン「フラット35」で、住宅購入額の9割としている融資の上限(融資率)を2014年度から一時的に撤廃する検討に入った。購入額の全額を融資し、個人が頭金なしで住宅を買うことも可能にする。

頭金がゼロというのは自己資金がゼロなのでリスクが無限大。どれだけすごいかはバランスシートを書いてみればわかる。当然破綻リスクが高くなる。どのように対策を打つのかといえば、

国交省は来年度予算の概算要求で、機構への出資金の積み増しを盛り込む方向だ。機構は政府が全額出資しており、12年度末の資本金は6706億円。

つまり、破綻者が増えるのを見越して、住宅金融支援機構に増資するということだ。住宅購入費用に税金が投入されている。破綻者が増えるのがわかっているのなら「頭金を用意しないと貸しません」と言うべきだ。

どうして国民に破綻リスクまで背負わせてマイホームを買わせるかというと、

消費増税をにらんだ住宅購入者向けの負担軽減策で、政府・与党は住宅ローン減税の拡充と現金給付制度の導入を決めている。フラット35の融資上限の撤廃も加え、増税後の住宅需要の落ち込みを最小限にする考え。

消費税増税による需要落ち込みを最小限にするためらしい。つまり不動産業や建設業向けの景気対策だ。

住宅ローンの返済が失敗すれば、「家」という生活の基盤を失ってしまう。無一文になって家まで取り上げられたら、生活の再建をするのは並大抵ではないだろう。生活保護費の増額につながるかもしれない。

景気対策は必要だが、国民に過大な家計破綻リスクを背負わせてまでやる必要はない。

<参考記事>
住宅ローンに困る人が急増中のようだ(消費せず働きもしない未来を歩む遊民の独白)

住宅ローンはこうして借りなさい 改訂4版住宅ローンはこうして借りなさい 改訂4版
(2012/12/07)
深田 晶恵

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