ドワンゴの就職受験料を中止させた理由

ドワンゴの就職試験受験料徴収を厚生労働省が行政指導で中止させた。理由は、

「受験料制度が他社にも広がれば、お金がない学生の就職活動が制約される恐れがある」として問題視。

ドワンゴ就職受験料、厚労省が中止求め行政指導(2014.3.2 読売)


ということらしい。

shukatsu

・受験料制度が定着化
・人気企業の受験料が高騰→ランキング上位企業は数万円に?
・監督官庁の厚生労働省が批判される

という流れになるのを嫌ったのだと思う。

職業安定法では39条で

「労働者の募集を行う者及び第三十六条第一項又は第三項の規定により労働者の募集に従事する者(以下「募集受託者」という。)は、募集に応じた労働者から、その募集に関し、いかなる名義でも、報酬を受けてはならない。」

としているが、

「この点について、厚労省は、『労働者募集業務取扱要領』の中で、次のように記しています。

『募集とは……被用者となることを勧誘することであり、採用試験は募集に応じた者から雇用することとなる者を選考するために行うものであるため、募集とは別の行為である。このため、採用試験の手数料を徴収することは法第39条の報酬受領の禁止には該当しない

つまり、職安法39条の規定は、『勧誘に応じた人に採用の見返りを要求してはいけない』ということで、他方で採用試験は勧誘行為ではないから対象外だ。したがって、受験料徴収は職業安定法には違反しない、というのが厚労省の解釈です

ということは、2525円の受験料が「採用試験の手数料」にあたるとすれば、職安法には違反しないと言ってよさそうだ。

ドワンゴ新卒採用の「受験料」、職業安定法違反になる? (2013.12.12 ハフィントンポスト)


ということなので、厚生労働省は職業安定法39条違反とは思っていないようだ。

法律には違反していないけど、高額の受験料徴収が当たり前になって本当に「お金のない学生が受験できない」事態になったらまずいのでダメ、ということだと思う。

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