以前、NHKの朝のニュースを見ていたら、「就職活動」に関するニュースの中で、会社を早期退職して人事系コンサルタントとして起業した人曰く、
「私は独立したいから会社を辞めたわけではありません。会社を辞めたいと思ったから会社を辞めたんです」
どういうことかというと、彼は「会社を辞める」と決断した時点では、「辞めた後に何をするか」まったく考えてなかった。
他社に転職するでもなく、起業するでもなく、会社を辞めた。
会社を辞めてブラブラしているうちに、コンサルタントとして起業していたようだ。
わたしの退職理由
わたしが40代で早期退職して理由のひとつは「早期退職したきっかけは”退職していく人の眼が輝いていたから”」にくわしく書いた。
正直、定年前に会社を辞めることに悪いイメージを持っていたが、若くして会社を辞めていく人たちが最終出勤日に見せる「瞳の輝き」や「心からの笑顔」を見て、「早期退職」に憧れるようになった。
いつも暗そうな顔をして仕事をしていた無口な人も、最終出勤日には本当に嬉しそうな顔で挨拶して回っている。
「早期退職=幸福」
と心から思うようになった。
身の振り方を決めずに辞める
わたしも、記事の最初に紹介したコンサルタント氏のように、「会社を辞めた後に何をするか」まったく考えてなかった。
今はブログを運営して現金収入を得ているが、会社を退職した時点では「ブログで現金収入を得られる」なんて知らなかった。
そもそも、ブログ自体持っていなかった。
「専業ブロガーになりたいから会社を辞めたわけではありません。小金が貯まったから会社を辞めたんです」
といえる(笑)。
会社を辞めて数ヶ月後に無料ブログ(ameblo等)を開設して、その後当ブログ(soutai40.com)に移行したのは、2013年9月だ。
退職して2年近く経過していた。