Amazonプライムビデオで「アンジェラ(ANGEL-A)」(フランス・2005年)を観た。
無一文で、借金まみれで、無職で、犯罪歴があって、言いたいことを言えず、自分に自身がなく、自虐的で、誰からも愛されない28歳のダメ男を、万能で長身(180cm)のスーパー美女が救う物語だ。
わたしは、この映画を観て「フランス版のドラえもん」だと思った。
あらすじ
パリでマフィアの借金取りに追われる男がいた。
お金を返す当てもなく、万策尽き果ててセーヌ川にかかる橋から身を投げようとする。
そこで、長身で金髪の超美女アンジェラと出会う。
彼女は一瞬でお金を稼ぎ、彼の借金をチャラにする。
マフィアの借金取りも腕力で撃退する。
彼女はいったい何者なのか?
底辺から一瞬で這い上がるには
映画を観ていくと、なぜ彼が底辺まで転落してしまったのか、お金がないのかがわかる。
そして、底辺から自力で這い上がる方策も。
「お金がない問題」というのは結果でしかないのだ。
人はお金に困ると「働く時間を増やす」か「借りる」か「賭ける」かの3つを選びがちだ。
どれも安易な対症療法でしかない。
「お金に困る」根本の原因を追求していない。
男がどうやって豊かで、愛にあふれて、お金に困らず、成功して、いわゆる「リア充」になっていくのか……。
くわしくはこの映画の本編で。