退職前にどうやって「必要な貯金」を計算したか。
とりあえず、退職後の生活費は月10万円と見積もった。
サラリーマン時代はそんなにお金を使ってなかったので、退職しても月10万円くらいで大丈夫だろうと、ざっくりと見積もった(笑)。
年間だと120万円だ。
加えて、予備費を年間30万円とした。
想定外の出費に備えるためだ。
合わせると、年間支出は計150万円とした。
早期退職に必要な貯金
次に、想定寿命を見積もった。
退職前(2010年頃)は、80歳まで生きることを前提によくシミュレーションしていた。
40歳で早期退職したとして80歳まで40年生きるとすると、必要な貯金は、
150 万円 × 40 年 = 6,000 万円
となる。
当時は貯金は6,000万円もなかったが、「年金がもらえるから何とかなるだろう」と思い、2011年に40代前半で早期退職した。
退職後に想定寿命が延びる
しかし、退職して数年もしないうちに「人生100年時代」と言われるようになった。
退職前に想定していた「寿命は80歳」は「かなり甘い」と考えるようになった。
なので、今(2020年)はセミリタイア資金のシミュレーションをするときは「寿命は100歳」と想定して計算している。