最近の詐欺メールって、巧妙になっている。
先日、Gmailの迷惑メールを整理していると、
Amazon重要なお知らせ:お支払い方法の情報を更新してください
というタイトルのメールを見つけた。
これはAmazonを騙る詐欺メールらしいのだ。
メールには怪しい点がなく、詐欺メールだと見破るのは難しい。
Gmailの迷惑メール選別機能に助けられた。
送信元がAmazon.co.jp?
この詐欺メール、送信元がAmazon.co.jpっぽく見えるのだ。
送信元(From)の@以降が「amazon.co.jp」なので、
「日本のAmazonから来たんだな」
と思いこんでしまい、メールに仕込まれたリンクをクリックしてしまいそうになる。
焦らせる手法
文章の内容も巧妙だ。
本文の冒頭に、
Amazonプライムイムの無料体験にご登録いただきまして誠にありがとうございます。無料体験登録の際に有効なお支払い方法のご登録をお願いしておりましたが、認証でエラーが発生しました。以下に従ってお支払い方法の再登録をお願致します。
と、アカウント登録でエラーが発生している、と思わせて本文の最後で、
2日以内にお支払い方法が再登録されない場合、お客様の安全の為、アカウントの 利用制限をさせていただ きますので。
と、支払方法の再登録を焦らせる文言で結んでいる。
「メールのリンクを選択(クリック)して支払方法を再登録しないとアカウントが使えなくなるぞ」
と脅しているのだ。
結びの文は文字の間に半角スペースが入っていたり、文の最後が「ので」になっていたり、「不審」な点はある。
もちろん、絶対にメールのリンクを選択(クリック)してはいけない。
わたしの場合、この詐欺メールを受信して10日以上経過しているが、Amazonのアカウントはふつうに使えている。
参照Amazon.co.jp からの連絡とフィッシングの見分け方について(Amazon.co.jp ヘルプ)