どん底から脱出するにはどうすれば?
2022年のプロ野球は、阪神の開幕9連敗で始まった。
【阪神】開幕9連敗 セ・リーグワースト記録不名誉な更新 9回2発も…首位巨人と8ゲーム差 #阪神タイガース https://t.co/MFyO0M8gfI
— 日刊スポーツ (@nikkansports) April 3, 2022
上記のツイートにあるように、最終回にホームランが2発出たので状態は上向きになりつつあるのだろう……。
「どん底」からの脱出法
「開幕9連敗」のようなツキに見放されているようなどん底状態にあるときはいつも、わたしの蓄財のバイブルである邱永漢の本『お金の原則』(光文社, 2001)にあった言葉を思い出す。
本書によると、どん底の真っ最中はどんな対策を立ててもムダだという。
理由は、最悪の時期は人間はものごとを悪いほう悪いほうに考えてしまいがちで、かつ、焦っているからだ。
そんなときに、あわててつけ焼き刃の脱出策を試みても、うまくいかないのは目に見えています。そればかりか、きっかけをつかむためにやったことが、逆にマイナスになって、事態を悪くすることも十分考えられます。
出典本書 p. 50 – 51
焦っているときはパニック状態になっている。
焦って何かをやってもうまくいかない。
最良の脱出法
では、最良のどん底脱出法何か?
「忍耐」だ。
どん底状態にあるときは、下手に動かずにジッとこらえることです。そうすればかならず流れが変わってくる。そのときに、何をすればいいかを考えるのです。
ツキの流れが変わるには、時間が必要です。ピンチから脱出するためには、なんといっても”忍耐”が最大の条件なんです。
出典本書 p. 51
「運が上向きになり始めてから考えたほうが有効な策を思いつく」というわけだ。
焦りやパニック状態を脱して、精神的に冷静になってから「何をすべきか?」を考えて、実践する。
本書ではピンチから脱出する方法を「ピンチの法則」として5ヵ条にまとめている。
詳細は本書の「ピンチを脱出する五つの法則」(p. 49~)を参照してほしい。
▼本書カバー(うら)
【2022.4.6 追記】連敗は9でストップ!
阪神 4 – 0 DeNA
[勝] 西勇1勝0敗0S
[ホームラン] 佐藤輝ツーラン1号https://t.co/TDAuAI45ur#阪神タイガース #イチにカケル! pic.twitter.com/QUMq01IxHF— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) April 5, 2022