先日(2013年10月頃)、クレジットカード会社からDMが来た。
「無料で傷害保険に入れます」ということだった。
無料(タダ)ほど高いものはない!
というのがわたしの座右の銘だ。
なので「怪しい」と思い、DMの表から裏まで読み込んでみた。
そして、わかった。
無料保険のカラクリ
フフフ……「無料」のカラクリを見つけた。
「契約事項」と書かれた書類の中にこんな条項があった。
イカテンカード株式会社(仮名)よりハイジ保険会社(仮名)への保険契約上必要な範囲で、会員に関する個人情報(会員番号、住所、氏名等)の提供が行われます。
何のことはない。
無料で保険に入れるのではなく、「個人情報」という保険料をしっかり取られる。
個人情報の転売?
カード会社は顧客から無料で手に入れた個人情報を保険会社に転売しているというカラクリなのだ。
当然、保険会社からカード会社に提供料が支払われるはずなので、カード会社はDMのコストだけで利益を得られる。
会員情報を転売するだけで儲かるという、ウマウマな商売だ。
無料で入れる保険といっても、かなり低い確率で雀の涙のような保険金がもらえるだけ。
もちろん、保険金がもらえる事態に該当しなければ、無料で個人情報を提供しただけに終わる。
無料(タダ)ほど高いものはない!