毎年、1月17日が近づくと不安な気分になる。
19年前の平成7年(1995年)1月17日5:46、阪神淡路大震災のとんでもない大きな揺れを経験して
地震で死ぬかも
と感じて以来、1月17日が近づくと気分が落ち着かなくなる。
当時は「これで死ぬのだ」と思うほど大きな揺れは感じたが、幸い家の倒壊は免れたし、知っている人が死傷したということもなかった。これは単に「運が良かった」だけだ。
死は突然訪れる
この感覚をリアルに体験すると、時間を無駄遣いするということはできなくなる。「今日と同じ何事もない日常が10年も20年も続く」そんなボケた感覚を味わえなくなった。
思えば、阪神淡路大震災の経験が早期リタイアの原因のひとつなのかもしれない。
時間は有限、やりたくないことをやる時間は1ナノ秒もない。