先日、twitterをながめていたら、なつかしい動画を見つけた。
一連の吉本芸人の闇営業のニュースについて、同業者から一般人までいろんな事言ってるけど結局、30年前の上岡龍太郎のコメントに勝るものは無いと思っている。 pic.twitter.com/H91Q6ICLx4
— 立山たつあき (@outbyeu) June 27, 2019
実は上岡龍太郎は、わたしのセミリタイアの師だ。
師といっても「私淑」しているだけだが。
彼は2000年にまだまだ人気があるときに芸能界を引退した。
「ボクの芸は20世紀で終わり。21世紀には新しい人生を歩みたい」
出典「ボクの芸は20世紀で終わり」上岡龍太郎が芸能界引退した理由(2016.5.22 エキサイトニュース)
わたしが「セミリタイアの師」と思ったのは、引退についてこんな言葉を残しているからだ。
生活に金がかかる理由
「働くからお金がいる。働かなかったらお金はいらない。」
わたしがこの言葉を知ったときは、まだサラリーマンをやっていた。
「そうか、会社を辞めたらお金はいらないのか、じゃあ辞めよう」
と納得してすぐに退職したかと言えば、当然しなかった。
お金がいるから働いていたからだ。
セミリタイアできるという希望
が、この言葉はずっと心に引っかかり続けた。
「会社を辞めたらお金がかからない生活ができるのか。ならばセミリタイア可能だな」
という希望を持ち続けることができた。
「なぜ仕事しなければお金がいらなくなるのか」、色々と調べ始めた。
実際にセミリタイアしてみたら
その後、40代前半で退職してセミリタイアを実現できた。
上岡龍太郎の言葉のとおりだった。
「働くからお金がいる。働かなかったらお金はいらない。」

遊んで暮らすのが最高の幸福
会社を退職して2年近くになる。正直な感想を言おう。遊んで暮らすのは最高に幸福だ!青木雄二著『ゼニの幸福論』(ハルキ文庫, 1999)に同じようなことが書いてあった。ほぼ同感なので引用する。


見栄を張るお金があるなら、貯金したほうがいい。仕事を辞めやすくなるから。
当ブログのテーマを凝縮した言葉が書いてある本に出会った。本の名は、神長恒一・ペペ長谷川『だめ連の働かないで生きるには?!』(筑摩書房, 2000)。サラリーマンの人に言いたいのは車買ったり、見栄を張って高い家賃の部屋に住むんだったら、貯金し...

