先日の記事にGoogleのAI「Gemini」で生成した「ガンプラのジオラマ画像」を掲載した。

AIに「ジオラマ画像の改善点はないか?」と尋ねたら次の4点を挙げた。
AIが提示した改善点
AIが提示した4つの改善点は次のとおり。
1. 「重み」の表現(沈み込み)
現在は砂の上にザクが「置かれている」ように見えますが、数トンの重量があるモビルスーツであれば、砂漠では自重で少し沈むはずです。改善点: 接地面(膝、腰、腕など)を少し砂に埋め、周囲に砂の盛り上がりを作ると、巨大な質量を感じさせることができます。
2. 破壊箇所の「断面」のディテール
足元に転がっている装甲パーツの断面が、少しきれいに見えすぎています。改善点: 切断面に金属のジャギジャギした質感や、内部フレーム、千切れたケーブル類などを少し覗かせると、単なる「パーツの脱落」ではなく「激しい戦闘による破壊」としてのリアリティが増します。
3. スケール感に合わせた「汚れ」の調整
現在の泥汚れやサビの表現は非常に上手ですが、スケールに対して少し「大きな斑点」に見える箇所があります。改善点: スケール(1/144や1/100など)を意識して、**より細かな飛沫(スパッタリング)や、雨だれのような垂直方向の汚れ(ストリーキング)**を加えると、巨大感を強調できます。
4. 背景と被写体の「空気感」の統一
背景の煙の立ち上がり方に対して、ザク本体への砂の被り方が少し控えめな印象です。改善点:
パステル粉: 足元や装甲の凹凸に、周囲の砂と同じ色のパステル粉(ピグメント)をまぶすと、環境と機体が馴染みます。
ヒートペン/ダメージ: 煙が上がっている状況なら、装甲の一部に「熱で溶けたような表現」や、焦げ跡を追加するのも効果的です。
厳しめに要約すると、改善前の画像は「砂の上に壊れたプラモデルを置いているだけのように見える(笑)」となるか……。
改善後の画像
AIの提示した改善案を参考に、次のような画像を生成した。
砂の中に沈みこませることでザクの「重量感」を出し、機体表面に砂がつくことで長期間放置されているように見せることができたと思う。


