正社員化という悪魔のささやき

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変わる非正規依存 正社員化で競争力強く(2014.7.20 livedoor NEWS)という記事によると、非正規社員を正社員に登用する企業がふえてきているそうだ。

例えば、全日空は客室乗務員は入社後3年間は契約社員だったが、この4月から正社員に切り替えた。

人事制度改定の理由について、ANA人財大学の西島克博人事部リーダーは「優秀な人材の確保と早期戦力化による質の向上」と説明する。格安航空会社(LCC)や外資の参入で競争が激しくなる中、「サービス差別化は人材。勝ち残っていくための未来への投資だ」と戦略を変えた。


これを読んだ時、「悪魔のささやきだ」と思った。

バブルでイケイケドンドンの時、同じ事言ってませんでした??

景気が良い時は「正社員化で優秀な人材を確保!」「人材投資は未来への投資!」

とか言ってるけど、景気が悪くなったら手のひらを返したようにリストラする。

特に、人手不足の時に大量採用された世代は、後で不景気になると悪者にされやすい(バブル入社組のように)。

たぶん、何年か先に景気が悪くなった時、「アベノミクス入社組は会社のお荷物」とか叩かれるんだろうな……。

でも、正社員になれるチャンスがあるなら活かすべきだと思う。稼げる時に稼いでおいて、将来会社がどうなろうと生きていく術を身に付けるべきだ。

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