2024年度末時点の金融資産ポートフォリオは次のようになった。
資産の内訳
グラフの各資産の内訳は次のようになっている。
- 現預金……ほとんどがネット銀行の預金
- 国内株式……個別株、ETF(TOPIX連動型・J-REIT・金)
- 国内債券……個人向け国債(10年・変動)
- 国外株式……米国株ETF、先進国株インデックスファンド
- 国外債券……米国債ETF・米ドルMMF(米国株の配当金で買っている)
- 年金……国民年金基金・小規模企業共済・確定拠出年金(iDeCo)など、老後にならないと使えない資産
2024年度はポートフォリオの「リバランス」を実行した。
具体的には株や投資信託といった「リスク資産」を売却して現金化した。
現預金や個人向け国債などの「無リスク資産」の割合を増やした。
「現預金 + 個人向け国債」の無リスク資産の割合は、2023年末の32.9%から37.2%と、4.3ポイント増えた。
年金に含まれている無リスク資産を入れると、無リスク資産はポートフォリオ全体の41%程度となっている。
eMAXIS Slim
無リスク資産の割合を増やすと同時に「投資信託の手数料カット」も実施した。
わたしが持っている外国株の主力は先進国株インデックスファンドの「SMT グローバル株式インデックス」だ。
この投資信託は近年発売されたインデックスファンドに比べ信託報酬が高い。
なので、売却時の税に注意しながら低コストの「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」に買い替えてNISA口座に入れている。
一気に売却してしまうと税がけっこうかかるので、少しずつ買い替えている。
2024年の総括
2024年度の資産運用の総括は、
想定を超える株価の乱高下!
だ。
8月に日経平均株価が大暴落した。
その後、信じられないような急騰があった。
結局、年末は4万円近くで終わった。
参照大納会の日経平均終値、35年ぶり最高値を更新…前週末比386円安の3万9894円(2024.12.30 読売新聞)
わたしが40代前半で早期退職した年(2011年)の大納会の日経平均株価は8,455.35円だった。
4.7倍となっている。
退職した当時は「株で資産を増やす」なんで、まったく想像できなかった。
今は株高に加えて退職時には想定できなかった「インフレ」だ。
物価高に負けない程度の株式投資が必須の時代となった。