『ウォール街のランダム・ウォーカー』2冊目

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インデックス投資のバイブルともいうべきバートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』(日本経済新聞出版社 2011)。

単なる「インデックス投資礼賛本」ではない。株式投資の本質、歴史を体系的かつ効率的に学ぶことができる。

投資知識が身につくだけでなく、読み終えることができたら、読者は「損しない投資家」になっているはずだ。

これを読んで投資するか、読まないで投資するかで確実に投資結果に大きな差がつくと思う。

実はこの本、2冊買った。

1冊目は数年前に購入したのだが、読了後に売ってしまった。今回は最新版の第10版を買った。

実は近所の図書館にもあるのだが、483ページの大作なので貸出期間中に読むのは難しい。

何回も借りたり返したりするのは面倒だし、書き込みしたりページを折ったりするので買うことにした。

株式市場で金儲けすることは、実際、それほど難しいことではない。むしろ難しいのは、短期間に手っ取り早くお金を儲けられそうな投機に、お金を注ぎ込みたくなる誘惑を振り払うことのほうである。

p.59


「一攫千金の誘惑を振り払う」だけで、かなりの損失を避けられるのではないか。

それに何より、本書を読んでおけば、有象無象の投資本・雑誌を読む必要がなくなる(これだけでも大きな節約?)。

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