最近、手書きで手紙を書く機会があった。
せっかく手書きで書くのだから、筆ペンでクールに書いてみようと思った。
便箋に文字を書いてみたら、あまりの下手さにがく然とした。
緊張で線が震えて、文字が「遺書」みたいに悲壮感あふれる字体になってしまった。
何とか、ゆっくりと書いて郵便で出したが、不満が残った。
これからはきれいな文字を書きたい。
と思って、文字を書く練習を開始した。
「美文字」になる本
さっそく、文字を練習するための参考書を探した。
買った本は、『読むだけで「うまい」と言われる字が書ける本』(根本知・著 阪急コミュニケーションズ 2014)だ。
タイトルの「読むだけで」というのに魅力を感じた。
ただやみくもに習字の練習をするのではなく「文字を美しく見せるための理論」が学べる本だ。
本書を読んで、理論を知った上で練習した方が、効率的かつ短時間で文字が改善するはずだ。
練習用の万年筆
手書き文字を練習するための筆記具として、本書ではぺんてる「プラマンJM20」という使いきり万年筆をすすめている。
ということでアマゾンで「プラマンJM20」の10本セットを購入した。
万年筆といっても、価格は水性ボールペン並で、万年筆で書いたような文字が書ける。
試しに「あ」を書いてみた。
さて、これから本を読んで手書きの練習だ。