当ブログの読者の方からメールをいただいた。
「48歳で貯金3000万円だけど、リタイアが可能か?」
というお尋ねだった。
メールを送ってくださったNさん、ありがとうございます。
Nさんは現在は求職中だが、就職はかなり厳しいとのこと。
でも、「貯金が3000万円あれば就職しなくても大丈夫」ということをこれから語っていく。
3000万円も持っている!
貯金が3000万円もあるのに、就職活動されている理由はなんとなくわかる。
「貯金が3000万円では年金受給前に無一文になってしまう」
という「将来不安」をお持ちなのだと思う。
まず「貯金が3000万円で年間支出が300万円だと10年で無一文になる」といった「ネガティブな予測」はやめることだ。
一番大事なのは、就職活動して仕事を見つけることではなく、将来不安をなくすことだ。
今、3000万円という大金を持っている。
3000万円も貯められたのだから、決して無能ではない。
収支をキチンと管理したり、資産運用したりする能力はお持ちのはずだ。
でなければ3000万円という貯金は作れない。
いくら厳しく見積もっても10年は無収入で生活できる。
「ローンを支払い終わった家」もお持ちとのことなので、住む場所の心配もない。
将来不安は無用だ。
大丈夫。
同意。貯金を作れる人はサラリーマンを辞めたぐらいで生活は破綻しない。 https://t.co/zvkqtUDrql
— さいもん (@hitori_haitou) 2016, 1月 28
これから何をすべきか
ではこれから何をしていけばいいのだろうか。
答えは3つ。
- 好きなことをやってください
- やりたいことをやってください
- がんばらないでください
もし、就職活動を「やりたくてやっている」のであればやるべきだと思うが、もし「イヤイヤやっている」のなら、すぐにやめるべきだと思う。
「就職して、仕事をがんばらないとお金をもらってはいけない」というのもウソだから、働くのがイヤなら無理して働く必要はない。
貯金が3000万円もあって自由な時間もある。
自分がやりたいことを心ゆくまでできる。
仮に年間1000万円使って遊んだとしても、3年も遊べる。
「やりたいこと」「好きなこと」をやっていくうちに、必ず「収入源」と出会えると思う。
「収入源」というのは「やりたいこと」や「好きなこと」の中からしか見つからないからだ。
もし、「好きなことをやれといっても、何をやっていいかわからない」のであれば、『「好きなこと」だけして生きていく。』(心屋仁之助著 PHP研究所 2014)を読んでみてください。
「やりたいことをやって、なおかつお金にも困らない」ヒントが見つかると思います。
目次
はじめに
第1章 頑張って生きても得るものはない
第2章 好きなことをして生きていると幸せがやってくる
第3章 好きなことをして生きる考え方
第4章 好きなことをして生きるコツ
第5章 好きなことがないという人のために
おわりに