先日、NHK・FMの「クラシックカフェ」を聴いていた。
クラシック音楽の番組なのに、お金の稼ぎ方を学んだ。
特に、お金に困っているときに有効な方法だ。
番組ではロシアの作曲家チャイコフスキーの「金欠脱出」エピソードを紹介していた。
お金がないときにお金を稼ぐには
チャイコフスキーはモスクワ音楽院(ロシア国内最高クラスの音楽教育機関)で教師として勤めていた。
しかし、生活は苦しかった。
そこで、モスクワ音楽院の院長ルビンシテインが、「作曲して演奏活動で稼いだら?」とアドバイスした。
演奏活動しろと言われても、大きなホールを使おうと思ったらコストがかかるし、満員にできる自信がない。
もし、武道館や大阪城ホールみたいな大ホールを借りて、観客の入りが悪かったら大損害だ。
それに、そもそもお金がない。
小さく稼ぐ
そこで、チャイコフスキーは小さいホールで演奏できるような曲を作った。
客は少ないので収入は少ないが、リスクも小さい。
低リスクで確実に稼ぐ……これがお金がないときの稼ぎ方だ。
作った曲は「弦楽四重奏曲第1番」。
この曲が大当たりして、チャイコフスキーは大作曲家となっていく。
▼「弦楽四重奏曲第1番」第2楽章
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集
posted with amazlet at 16.11.03
ボロディン四重奏団
ワーナーミュージック・ジャパン (2011-08-17)
売り上げランキング: 174
ワーナーミュージック・ジャパン (2011-08-17)
売り上げランキング: 174