くらげネコさんのブログ「勤労の義務を果たさず非国民のブログ ~2001年〜2015年の日記~」の記事「夢のセミリタイア。これだけ貯金があれば可能です。」 (2015.11.23)を読んだ。
記事の先頭に貼ってあった雑誌「BIGtomorrow」の記事が面白かった。
「夢のセミリタイア、これだけ貯金があれば可能です!」という見出しで、リタイア時の年齢別、月収別に必要な貯金が載っていた。
夢のセミリタイアに必要な貯金
例えば、40歳で会社を辞めて、退職後の月収が10万円ならば、退職までに用意すべき貯金は5,400万円だ。
上記記事を元に図示するとこうなる。
上記の貯金があれば85歳までは大丈夫なようだ。
退職後の月収が20万円なら貯金は不要とのこと。
会社を辞めてなお、月収20万円を稼ぐのはちょっとキツいなあ。
何がキツいのかといえば、結果として月収20万円になるのはかまわないけど、ノルマとして月収20万円稼がなければならない生活、というのはキツい。
セミリタイア中の生活費は月額20万円、年480万円を想定しているとのこと。
だから、月収20万円あれば貯金はゼロでもセミリタイアできます、ということか。
サラリーマンからフリーになっただけ?
会社を辞めても月収20万円あれば、貯金がゼロでも「夢のセミリタイア」ができる?
単にサラリーマンからフリーランスに転職しただけのような……。
わたしがイメージするような「夢のセミリタイア」は、月収5万円でも(または収入ゼロでも)やっていけるような「ゆるいリタイア生活」だ。
支出が月額20万円(年480万円)は使いすぎだ。
子どもがいたとして、教育費などで一時的に年480万円かかる年があるかもしれないが、子どもが独立して夫婦2人になったら、年480万円もいらない。
実際に必要な貯金は上図より少なくても大丈夫なんじゃないかな。
BIGtomorrow (ビッグトゥモロウ) 2017年 6月号 [雑誌]