セミリタイア中の平日に旅行するシリーズ。
今回は、「あべのハルカス」へ行ってきた。
目的地は「あべのハルカス300(展望台)」だ。
最寄り駅の天王寺駅(大阪地下鉄御堂筋線)の9番・10番出口を出たところにエレベーターがあるので16階へ向かう。
16階で入場券(大人1,500円)を購入して60階の展望台へ行く。
16階から60階までエレベーターで45秒だ。
絶景
エレベーターを降りて飛び込んできた光景は、初秋の青空と豆粒のような関西の建物群だ。
360度、関西のほぼすべてが見渡せるかと思えるほどの絶景だ。
一体何が見えているのか、あまりにも高い場所にいるので、案内板がないとよくわからない。
早速、案内板の方向を見て、通天閣と大阪城を探してみた。
あった。
まずは、通天閣。
関西に住んでいるくせに、実は、通天閣の実物を見るのは初めて(笑)。
次に、大阪城を探してみた。
小さい……赤い四角で囲ったのが大阪城の天守閣だ。
まさか、通天閣と大阪城を「上から」見おろせるとは思っても見なかった。
通天閣や大阪城だけでなく、関西の名所を多数「見おろす」ことができる。
遠くの方まで見たければ、双眼鏡や望遠機能のついたデジカメを持っていったほうがいい。
▼望遠機能付きのデジカメで撮影した万博記念公園の太陽の塔と観覧車(肉眼で見るにはかなり小さい)
もちろん、快晴の日に行ったほうがいいのは言うまでもない。
わたしが行ったのは平日(2017.9.1(金))で、客は少なかったのでゆっくりと楽しむことができた。
タワマンのオーナー気分
今回は、まるで何億円もするタワーマンションのオーナーであるかのような気分を味わった。
タワーマンションのメリットのひとつは、高層階から味わえる絶景だろう。
しかし、何億円も出してマンションを買うより、1,500円であべのハルカス展望台に行ったほうが、ハルカに安上がりだ。
仮に、毎月1回、年12回、30年間通ったとしても入場料のコストは54万円だ(12×30×1,500=540,000)。
絶景を求めてマンションを買うよりは安い安い。
なんて細かい計算をしながら、満足してあべのハルカス展望台を後にした。
▼「あべのハルカス」周辺図