楽天銀行からアンケートの依頼メールが来た。
目を引いたのはアンケートの謝礼の金額。
ご回答いただいたお客さまに、謝礼として現金5円をプレゼントいたします。
出典「楽天銀行 お金についてのアンケートにご協力をお願いします【謝礼有り】」(楽天銀行からのメール)、強調は引用者による
SNSでは謝礼の金額の少なさを笑うような発言がちらほらあった。
「アンケートに回答して5円もらっても時給換算で数百円程度」みたいな。
ちなみにわたしは回答した。
「謝礼の現金5円は、回答月の翌月2日に進呈いたします。」とのことなので、翌月の2018年3月2日に楽手銀行の口座に振り込まれるのだろう。
わたしがアンケートに回答した理由は2つある。
理由①:5円の元本は50万円
5円という金額は、数字だけ見れば確かに少ない。
しかし、銀行からもらえる5円は利息に相当する。
楽天銀行の普通預金金利(優遇)は税込みで0.10%だ。
元本を計算すると5,000円だ(5(円) ÷ 0.10(%) = 5,000(円))。
つまり、銀行からもらう5円は5,000円もらったのとほぼ同じ効果があるのだ。
メガバンクの普通預金金利(0.001%)で計算すると1年の利息5円の元本は50万円(!)となる。
理由②:少額のお金を笑う者はお金に縁がない
「1円を笑う者は1円に泣く」という格言がある。
わたしがこのメールを受け取ったとき、以前読んだ本『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人』を思い出した。
本書によると、お金持ちは「お金を受け取るのが上手」らしい。
もらえるのが少額のお金であっても喜んで受け取るのがお金持ちだ。
おかしなもので、文無しだった頃の私は、道に一セント玉が落ちていても拾う気にもなれなかった。ところが、お金に不自由しなくなった今は、一セント玉はもちろん、光るものを拾っただけでも大喜びしてしまう。
(中略)
富を手に入れたいと思うなら、選り好みせずに何でも受け取る姿勢を持ち、受け取ったものを大切にすることだ。
出典『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人』p. 121
楽天銀行のメールを読んだのも何かのご縁だと思って、アンケートの謝礼5円をありがたくいただく。
※アンケートに回答する場合、念のためアンケートのページが「楽天銀行の本物のサイト」であることを確認した方がいい。