大学受験(理系)を控えている人には役に立つかもしれない記事。
受験に関係ない人は理系の雑学として読んでください。
先日、こんなツイートを見つけた。
NYパラジウム1400ドル超す 最高値更新、半年で6割高 https://t.co/mlYZJapJDJ
— 日経電子版 マーケット (@nikkei_market) 2019年2月18日
ガソリン車の「触媒」に使われるパラジウムが高騰しているという日経の記事だ。
この記事で大学受験の頃を思い出した。
予備校の化学の授業
思い出したのは30年以上前に受講した予備校の「化学」の授業だ。
日経の記事にある「触媒」「パラジウム」というワードで思い出した。
「触媒」とは化学反応を促進する物質のことだ。
ガソリン車では、パラジウムなどの触媒は排気ガス中の「有害物質」を二酸化炭素・水・窒素などの「無害物質」に変換する化学反応装置で使われている。
下図の元素周期表の中央部分、黄色で囲った3つの元素(ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、白金(Pt))が主要な触媒だ。
授業ではこれら3つの主要な触媒の名前の覚え方を習った。
やります!やります!やらせます!
触媒は化学反応を促進、つまり「化学反応をやらせる」ための元素だ。
だから、講師からこう覚えろと言われた。
ヤリます! ヤリます! ヤラセます! ニッケル! 白金! パラジウム!
読者の皆さんも、もう覚えましたね。