今年(2021年・令和3年)は「セミリタイア生活10年目」の年だ。
2011年に40代前半で会社を早期退職したので、2012年を「セミリタイア生活元年」として数えている。
セミリタイア業界で10年選手となって思うことを3つ紹介したい。
その3つとは次のとおり。
- ストレスがない10年
- 通勤しない生活は極楽
- お金の心配がなくなる
退職するとストレスフリーになる
1つめはセミリタイア経験者のほぼ誰もが実感するであろう感想だ。
退職するだけでストレスがなくなる!
もちろん、セミリタイアしても思い通りにいかないことは頻発するし、「ストレス」となることはあった。
株価が暴落して貯蓄が激減したり、親が死んだり、コロナ禍になったり……。
しかし、だがしかし、会社勤めで抱えるストレスに比べたら遙かに小さい!
会社勤めのストレス >>>>>>>>>>> セミリタイア生活のストレス
ほとんど無視できるほど小さい。
「本当に早く辞めてよかった」
と退職して10年近く経過しても実感している。
通勤しない生活は極楽
2つめは「通勤のない生活は本当に楽」だ、ということ。
特に、寒波・雪・大雨・台風のような「災害レベルの悪天候」の朝に外に出なくていいのは本当にラクだ。
朝起きてバタバタ・イライラしなくていい。
電車やバスが動いているかどうかを気にする必要がない。
「通勤しなくていい生活」は「一生の宝物」として持ち続けたい。
お金の心配がなくなる
3つめは「セミリタイア生活が長くなるとお金の心配が次第になくなってくる」、だ。
退職前の一番の心配は「40代で会社を辞めて、この貯蓄額でセミリタイア生活ができるのか?」だった。
退職後当初は「死ぬ前に貯蓄がなくなる心配」はあった。
しかし、セミリタイア生活が10年にもなるとほとんどお金の心配をしなくなった。
理由は「セミリタイア生活は意外に支出が少ない」とわかったからだ。
退職前の想定に比べて、かなり「低コスト」で生活できている。
単にサラリーマン時代に浪費していただけかもしれないが……。
無理な節約をしなくても退職すると自然に無駄が取れるので、支出も自然に減っていく。
なので、セミリタイア10年選手となった今は、お金の心配はほとんどなくなった。