竹中平蔵『竹中式マトリクス勉強法』 (幻冬舎文庫 2011)で「宴会を抜け出す技術」が紹介されていた。
しぶしぶ参加した飲み会から「波風を立てずに」「罪悪感を感じずに」早く抜け出る技術だ。
本書で紹介されている脱出法はわたしもサラリーマン時代に実践していた。
では、具体的に「技術」を紹介してみる。
飲み会から早く抜け出て、自分の時間を確保したい人のお役に立てたら幸いだ。
宴会を抜け出す技術
- 宴会のスタートから参加する(遅れておきながら「早抜け」するのは困難)。
- カラオケの場合、最初に2曲くらい歌っておき、「来ている」ことをアピール。
- 最初からなるべく身軽な格好で出向くこと。冬でもコートは持たず、書類や荷物も携帯しない。
3つ目の「コートを持たず、荷物を携帯しない」というのは一番大事なポイントだと思う。
特に冬は、抜け出るときにコートを着たりカバンを持ったりすると非常に目立つ。
後述しているように「ちょっとトイレに立つ」ような雰囲気をかもし出しながら席を立ってそのまま店から抜け出すのがシンプルでスマートな脱出法だ。
「つきあい残業」から確実に脱出する方法
- カバンを持たずに出勤する。
- ちょっとトイレに行くような感じで席を立ち、オフィスから脱出する。
波風を立てずに宴会や残業から抜け出すための鍵は、「他人より早く帰る」という動作を目立たずに行うことだ。
出たくない飲み会に仕方なく参加したり、「残っています」ということをアピールするだけの残業は、本当に苦痛で悔いが残る。
意識して「早く帰る」行動を起こさなければ、時間はどんどん奪われる。
無意味なことで時間を奪われるということは、自分自身の未来・希望・夢を奪われるということ。
他人の時間を奪わず、他人に時間を奪われないようにしたいものだ。