富久娘が偽装した特定名称酒とは

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富久娘酒造が製造する清酒の一部商品の自主回収に関するお詫びとお知らせ」(富久娘酒造HP)によると、

このたび、富久娘酒造株式会社(代表取締役社長:小島久佳 本社:兵庫県神戸市)が製造しております商品の一部で、醸造アルコールの不適切な使用、規格外米の不適切な使用があり、特定名称酒(吟醸酒、純米酒、本醸造酒)に該当しない清酒に特定名称酒と表示違反し、また、米だけの酒にも表示違反し、販売していた事実が判明いたしました。


特定名称酒とは何か、月桂冠HPによると、

吟醸酒
4割以上精白(精米歩合60%以下に)した白米を原料に用い、低温(5~10度ほど)で長期間(およそ30日以上)発酵させるなど、特別に吟味して製造。

純米酒
米・米こうじ・水を原料に製造し、醸造アルコールは使用しない酒

本醸造酒
3割以上精白(精米歩合70%以下に)した白米を原料に用いて造る。

ホテル、デパート、酒造メーカーはいずれも誤表示と言い張っているが、共通点は「なぜか低品質な商品を高品質と表示」していることだ。逆は決してない。単なるエラーならば「高品質な商品を低品質と誤認」するケースもあっていいはず。そういう意味では彼らの「品質管理」は完璧だったといえる。

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