2013年12月募集の第45回個人向け国債(変動10年)の初回適用金利は0.43%(税引後:0.3426455%)。
前回の第44回債(2013年9月募集)の初回適用金利は0.51%(税引後:0.4063935%)。前回比で▲0.08%だ。
●発行条件
募集期間
平成25年12月9日(月)~12月30日(月)
発行日
平成26年1月15日
利率(年率)
適用利率の算式「基準金利×0.66」
利子計算期間
H26.1.16~H26.7.15
基準金利
0.65%
適用利率
(税引前)0.43% (税引後)0.3426455%
基準金利の決定月
毎年6月及び12月(年2回)
利払日
毎年1月15日及び7月15日(年2回)
償還期限
平成36(2024年)年1月15日
「個人向け国債(変動10年)」は、国債が暴落(金利が急騰)したら儲かる(?)数少ない金融商品だ。将来、金利が上がって適用利率の算式が再度変更になった場合、現行の「基準金利×0.66」だと不利になる場合がある。そのときは解約すればいい。発行から1年が経過したら過去2回分の金利を放棄すれば解約できるので、低金利下で解約する場合は解約手数料はタダ同然だ。
比較的金利が高い時は持ち続け、低金利だと思えば安い手数料を払って抜けられる。後出しジャンケンのような金融商品だが、日本国政府発行だからこのようなことができるのだろう。