FIRE(経済的自由&早期リタイア)が可能なほど莫大な貯金があれば、
このまま働き続けてもいいし、今すぐ退職してもいい
という自由を得られる。
イヤな仕事を押し付けられそうになったら、堂々と「NO」と言える。
わたしはFIRE貯金が可能な貯金はなかったが、「NO」と言ったことがある。
FIRE可能な貯金はないけどNO
まだ30代半ばのサラリーマンだったころ、転勤の辞令が出た。
転勤に「NO」と言ったわけではない。
転勤後の業務内容に「NO」と言った。
あまりにも「面倒くさい」内容だったからだ。
退職カードを切る
それは「転勤後も、転勤前の仕事を抱えてほしい」というものだった。
転勤先で、転勤先の業務をこなしながら、転勤前の仕事も引き続き担当しろと。
無理。
思わず「転勤後も今の仕事を続けろというなら、辞めます」と言った。
退職しても10数年は生活できるほどの貯金があったので、思わず「退職カード」を切ってしまった(笑)
「退職カード」でイヤな仕事を断った。
すると、転勤後は今の仕事から解放されることになった。
後任が決まり、転勤前に引き継いだ。
イヤな仕事は「イヤ!」と言ってみるものだ(笑)
今から思えば「FIRE」できるほどの貯金があったわけではないのに、よく「辞める」と言えたものだなと感じる。
早期退職資金の貯蓄が加速
転勤後は、転勤先の業務に専念できることになった。
が、「退職カード」をちらつかせたため、個人的には「ここには長居できないな」と感じた。
このころから「早期退職」が「漠然とした目標」から「明確な目標」となった。
貯蓄がさらに加速した。
そして、転勤から約10年後、早期退職を実行して現在に至る。