老後貧乏の原因は「住宅ローンと教育ローン」

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40代、50代に「老後貧乏予備軍」が増えている!あなたは年収200万円で老後を生きていけるか? (2014.9.24 DIAMOND online)

という記事を読んだ。

60歳の定年退職時点で住宅ローン、教育ローンが残り、貯金がわずかしかないケースが多いらしい。

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定年まで働いてもローンが返せない

記事で紹介されていた例は、

<従来の定年退職者>
退職金2,000万円、住宅ローン完済、貯金1,000万円 →老後資金3,000万円

<現在の定年退職者>
退職金2,000万円、住宅ローン残1,500万円、教育ローン残200万円、貯金100万円 →老後資金400万円

もし退職金制度が改悪されて退職金が減額されたりしたら老後資金がマイナスになる可能性があるし、老後も借金の返済が続く。

よく「老後資金が足りない」と言われるが、つまるところ「住宅ローンと教育ローン」といった「借金」の問題なのだ。現役時代に背負った借金のせいでまとまった貯金が作れず、老後資金まで食いつぶしていく。

「早期退職したいのにできない」「転職・独立したいのにできない」というのもつまるところ「大きな借金」が残っているのが原因だと思う。

「デフレ+人口減少」なのに住宅と教育は聖域扱いでバカ高い金額を要求される。本当に借金を背負ってまで払う価値があるのだろうか?

「デフレ期に借金する」というのは「最悪」。金利は低くても物価がマイナスなので実質金利が高止まりしたままだからだ。

これからインフレが長期間続けば借金は軽くなるが、インフレ率以上に収入が上がらないとね……。

もう背負ってしまった借金は返していくしかない。

収入増より支出のスリム化

収入を上げるのはしんどい。

となれば、少ない支出で生活できる体質に改善していくほうがラクだ。

低コストで暮らせるようになったら、定年までに用意すべき老後資金の金額も抑えられる。

無理して貯金・節約するのではなく、低コスト体質に徐々に変えていく。

<低コストで生活するための参考動画>
“自分をどれだけ小さくできるかが成功のポイント”

<関連記事>

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