原付バイクの給油のためにガソリンスタンドに立ち寄った。
店員に「現金カード」を渡そうとすると、
「カードの使用は中止になりました」と言われた。
店員は「155円/リットル」という価格を示した看板を指さしながら「もうあんなにガソリンが安くなってしまったので」と、カードが使えない理由を説明した。
今まで「現金カード」を提示すると、定価よりリッターあたり何円か安くなっていたのだが、ガソリン価格の低下で現金カード利用者にさらに安い価格で提供することができなくなったのだろう。
本当にガソリン価格が安くなっているのか、家計簿で過去の給油記録を調べてみた。
おおざっぱに書けば、過去のレギュラーガソリンのリッターあたり価格は次のようになった。
2012年 140円台
2013年 150円台
2014年 160円台
直近の給油記録を見るとリッターあたり160円台だったので、今の価格は安いといえば安いのだが、2013年以前と比べるとそれほど安くなったとはいえない。
現金カードが使えないのはガソリン価格が安くなったというより、物価や人件費が上がってガソリンの仕入れ価格以外のコストが上がっているからかもしれない。
<参考>
ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」
石油製品価格調査 (資源エネルギー庁)