早期退職して悠々自適な自由な生活。
しかし、自由に生きられる環境を手に入れても、ボケてしまったり自由に動けなくなったりしたら意味がない。
生田哲『ボケずに健康長寿を楽しむコツ60 アルツハイマーにならない食べ物、生き方、考え方』 (角川書店 2011)を読みながら、セミリタイア生活で実践していることをまとめてみた。
- ブログを定期更新する……「考えて書く」作業は頭を使う。ぜひブログを続けて日々のアクセス数や収益に「適度に」一喜一憂しましょう。
- ウォーキング……足腰が衰えないようにする。本書では「1日30分」が理想のようだが、そんなに歩けていない。
- 高血圧にならないようにする……高血圧だとアルツハイマーのリスクが高くなるそうだ。一応、毎日血圧を測定している。
- 楽観的に生きる……老後貧乏のリスクはゼロではないが何とかなるだろう、たぶん。
- 放送大学……ブログと同じで、講義を聴きながらメモをとったり考えたりすることで頭を使う。
- 読書……これも頭を使う作業。本を読まなくても図書館や書店でタイトルを見ていくだけでも良い刺激になる。
- 株式投資……金融資産をすべて銀行預金にすると、資産運用に頭を使わなくなる。一部をリスク資産とすることで、適度に(?)脳を刺激することになる。株価、為替、金利、経済政策などのニュースに敏感になり、ボケるヒマがなくなる。もちろん、投資は自己責任で。
- 慢性ストレスの回避……満員電車で通勤、中身のない定例会議、無茶な年間目標(ノルマ)、人件費削減が目的の成果主義、強制参加の飲み会、責任から逃げまわる上司の尻拭い……これらを回避して「慢性ストレス」を受けないようにしている。
本書は、アルツハイマーのリスクを下げるための食事、行動について良くまとめられている。
リタイア後も健康寿命を伸ばしたい人にはおすすめの1冊だ。