早期退職してセミリタイア生活に入りたいけど、貯金はいくら必要か?
「この問いに正解を出してから辞めないといけない」、と思っていては辞めることはできない。
安心して辞められる貯金額とは
仮に貯金が1億円あったとする。
想定生活費が年100万円ならば、1億円÷100万円/年=100年なので、年金なしでも100年は大丈夫だ。
年間1,000万円使うならば、1億円の貯金は10年でなくなる。
貯金の使い方によって10年でなくなるケースもあるし、100年以上持つケースもある。
わたし個人の経験から言えば、「サラリーマン時代に考えていたよりも、ずっと低コストで生活できる」と言える。
上記記事では、サラリーマン時代の3大コストを挙げた。
- ストレス解消費
- 見栄を張るための費用
- 無意味な交際費
これらが消えるだけでも、貯金は想定よりずっと長く持つ。
退職して3年経過して、最近は「貯金」というもにについて、
「安心してセミリタイア生活に入るためのスターター」なのかな、
と思うようになった。
一生分の生活費をまかなうものではなく、あくまで「セミリタイア生活のスタートを切るための安心材料」という位置づけだ。
いくらあればいいのか
では、貯金はいくらあったら安心か?
貯金額があまりにも少額過ぎたら、不安すぎて毎日のんびりできない。
「貯金がなくなったらどうしよう」
「どこも雇ってくれなくなったらどうしよう」
という不安感で頭がいっぱいになり、とても生きている心地がしなくなると思う。
「一生遊んで暮らすほどは持ってないけど、質素に生活するだけなら何とかなんるんじゃないかな」
という金額があればいい。
「何とかなる」という楽観ができるような最低限の金額があれば、本当に何とかなるものだ。