「婚活」せずに大金持ちと結婚する方法

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England

Amazonプライム・ビデオの無料体験で、映画「プライドと偏見」を観た。

ちなみに、原作(ジェーン・オースティン『高慢と偏見』)は読んだことがない。

結婚できない女性は死ぬしかない」という厳しい世界を生きた男女の物語だ。

結婚してもしなくても、自分次第で幸せに生きていける現代に生きててよかった」と思える映画だ。

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あらすじ

18世紀末のイギリスの田舎町。そこに暮らすベネット家の子どもは五人姉妹である。女性に相続権がないこの時代、父親が死んだら家も土地も遠縁の男子が継ぎ、娘たちは路頭に迷ってしまうと、母親はなんとか娘たちを資産家と結婚させようと躍起になっていた。

そんなある日、近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越して来る。舞踏会の夜、美人の長女ジェーンはピングリーからダンスを申し込まれる。しかしピングリーの親友ダーシーは、ベネット家の娘たちに関心を示すどころか見下し、次女エリザベスは彼の口から侮辱の言葉を聞いてしまう。彼女はダーシーの高慢な態度に強い反感を抱き、あらぬ誤解から彼への嫌悪感を募らせていく。

Wikipedia「プライドと偏見

結婚=就職

物語の舞台となった18世紀末イギリスは、女性には相続権がなかった。

だから、生活(というより生存)が保障されるためには、財産のある男性と結婚しなければならなかった。

財産のある男性とは何かと言えば、昔は財産=領地なので、広大な領地を所有する領主のことだ。

当時の女性は、もし結婚できなければ家から無一文で放り出される。

親の財産(家、土地、お金)はすべて男性が相続するからだ。

もし、兄弟姉妹に男性がいなければ従兄弟が相続し、従兄弟がいなければ家系図を調べて血縁のある男性に相続させた(限嗣相続制げんしそうぞくせい)。

映画を観て、当時の結婚は現代人のイメージする「結婚」ではなく、「就職」に近いと思った。

大金持ちの男性と結婚を夢見るヒロインたちは、「有名な大企業の正社員になりたがって必死に就活している女子大生」のようなものだ。

ただ、現代の就活のような甘いものではない。

結婚できなければ、最終的には無一文で家から放り出されるのだ。

「結婚の失敗=死」だ。

「婚活」せずに大金持ちを射止める

何が何でも結婚しなければ無一文にになってしまうのに、映画のヒロインたちは「婚活」をしない

「婚活」とは、ダンスを習ったり、ピアノの練習をしたり、縫い物、料理、外国語の習得など、いわゆる「花嫁力アップのための活動」だ。

積極的に男性との出会いを求めたり、スキルを上げたりといった「頑張り」はしていない。

「ありのままのわたし」だけで勝負している。

「金持ちと結婚したい」と願い続けていたら、たまたま隣に金持ちが引っ越してきて、あれよあれよいうまに……。

結婚できない原因は「結婚しようとしてがんばる」からだった。

さて、彼女たち姉妹は財産のある男性と結婚できたのか。

結果は、映画を観てください。

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