40代後半になると、
「ひょっとしたら今年が人生最後の年になるんじゃないか」
と思うようになった。
日本人の平均寿命は83歳らしいが、必ず83歳まで生きられるというわけではない。
【2021年1月23日追記】日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳(厚生労働省「令和元年簡易生命表」)。
参照日本人の平均寿命はどれくらい?(生命保険文化センター)
浪費できる時間はない
20代、30代は「生活のため、お金のため」と割りきってにサラリーマンとして働いてきた。
収入は安定していたが、自由な時間がとれなかった。
40歳を過ぎた頃から「お金は大事だけど、自由な時間はもっと大事」という思いが強くなった。
「完全リタイアは無理だが、セミリタイア生活ならできそう」というレベルの貯蓄があったこともあり、「40代で早期退職」に現実味がでてきた。
「お金を稼ぐにしても、もっと自由時間を確保しながら自分のやりたいことにフォーカスできないか」と考えていた。
さらに年をとると、会社に行って過ごすことが「時間の浪費」と思えるようになってきた。
会社の会議室で「本音」を叫ぶ
退職する前に会社の先輩に辞めるかどうか相談したしたとき、先輩が「何で会社を辞めたいの?」とわたしに尋ねた時、思わず、
「会社にいる時間がもったいないからです!」
と叫んでいた(会社の会議室で)。
あーあ、言っちゃったよ、本音を。
で、しばらくして会社を退職した。
「今年が最後の年のつもり」で生きる
会社を退職して4年が過ぎ、40代後半になると、
「ひょっとしたら今年が人生最後の年になるんじゃないか」
と思うようになった。
やりたくないことをやる時間は1秒もない。
浪費するための時間はない。