早期退職してセミリタイア生活することを実行できない理由として、お金以外に大きいのが「無職」というレッテルを貼られることではないだろうか。
例えば事件に巻き込まれて実名を報道されたとする。
サラリーマン時代なら、
「会社員の鈴木太郎さん45歳」
と言われたのが
「無職の鈴木太郎さん45歳」
となってしまう。
「お仕事は何をされてるのですか?」と尋ねられても「無職」だと口ごもって下を向いてしまって答えられない。
それに、ほとんどの人は子供の頃から「働かない奴は無価値」と教えられてきたので「無職」でいることに罪悪感を持つようになってしまっている。
自分が無職であることを許せないから、他人が無職であることも許せない……そんな社会になっている。
開業しよう
本当は「働かない」ことに罪悪感を持つ必要はないのだけど、どうしても罪悪感を持ってしまうなら、開業しよう(別の会社へ転職希望の人は除く)。
つまり、「サラリーマン→無職」ではなく「サラリーマン→自営業」となるのだ。
開業するのは簡単。
税務署に「開業します!」と宣言すればいい。
何をしていいのかわからなければ「ブログの運営」なんかいかがだろうか。
税務署に「開業します!」と宣言するには、所轄税務署に開業届(個人事業の開廃業等届出書)を提出する。
事業を「ブログの運営」とする場合、開業届の「事業の概要」には「Webサイトの設計、作成、運営。コンピュータプログラムの作成。」等、ブログの運営で行う作業を書いていけばいいと思う。
ブログの運営でどんな作業をするか詳細を知りたければ、WordPress関連のサイトや参考書を参照すればいい。
当ブログの「ブログ運営」を参照していただいてもOK。
開業届を税務署に郵送
わたしの場合、開業届は税務署に郵送した。
郵送する場合に必要なものは、
- 開業届(個人事業の開廃業等届出書)2部
- 郵送用封筒
- 返信用封筒
- 切手
開業届を2部書く理由は、1部は提出用、もう1部は控えとするからだ。
税務署に郵送する封筒に、開業届2部と、切手を貼った返信用封筒を同封する。
後日、税務署から開業届の控えが返送されてくるのでしっかりと保管する。
なぜ控えの保管が必要かといえば「自営業を営んていることの公的な証明書」となるからだ。
もちろん、開業届を提出したら、事業の概要に記載したことを営まなければならない。
開業する気がないのに開業届を提出することはNGだ。