今日(2016年2月9日)は個人投資家として歴史的な日だった。
日本国債(10年物)の金利が史上初の「マイナス」となった。
https://t.co/SZ79NxdSex 長期金利が史上初めてマイナスに。 pic.twitter.com/6IdDBOY2AB
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2016, 2月 9
参照長期金利史上初のマイナス、世界的金利下げ圧力-「驚きない」との声 (2016.2.9 ブルームバーグ)
ほぼ毎日「ブルームバーグ」のサイトで日本国債の長期金利をチェックしているが、初めて「-0.01」という数字を実際に見てびっくり。
マイナス金利でどうなる?
金利が「-0.01%」ということは、国債を100万円購入したら毎年100円を「保有料」として日本政府に支払わなければならない。
マイナス金利の国債を保有するメリットは、損害が1年で0.01%ですむということだ。
国債というか、保険のようなものだ。
1年あたり100円の保険料を支払うことで100万円の元本を守る。
なんでマイナス金利になるかといえば、誰もが「何をやっても儲からない」と思ってるからだ。
100万円を国債以外の金融商品に投資したら絶対に損すると思い込んでいるから、お金を払ってでも国債がほしい。
もし、住宅ローンの金利がマイナスになって、「家を買った上に、毎年利息がもらえる」という事態になっても喜べない。
マイナス金利でもらえる利息よりも、不動産価格の下落の方が大きい可能性が高いからだ。
儲からないからこそパッと使う
とはいえ、悲観ばかりしていても精神的に良くない。
「儲かった時は貯金して、貧乏なときにパッと使う」で書いたように、低金利で株価も低迷しているような今は「パッと」お金と使うべきだ。
というわけで、ちょっと高めのドリップコーヒーをスーパーで買ってきた。
いつもはインスタントコーヒーを飲むことが多いが、こんなときこそぜいたくしないと。
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