あえて「二流社員」を選んだ人たちの賢明なる生き方 (2016.5.27 ダイヤモンド・オンライン)
という記事を読んだ。
「一流」と呼ばれる人は確かに華々しいが、それ相応の苦労もあり、必ずしも幸せとは言い切れない。一方、「三流」と思われる人生も嫌だ。そこで注目されるのが、重圧も少なく自分のプライドも保てる「二流」という生き方だ。
記事では、管理職に昇進せずにプレイヤーに徹したり、プライベートを充実させたりしているサラリーマンの例が紹介されていた。
大企業のように「昇進を望まないヤツはダメ人間」というレッテルを張られる職場にいる場合、「退職して趣味で起業」という道を選んだ人もいるようだ。
生活できるレベルの収入があればOK
記事で紹介されていた退職して起業した人は、「生活できるレベルの収入」を確保して会社を飛び出した。
会社を飛び出す場合、生活が壊れないためにも「お金」の問題を解決した上で飛び出すことは重要だ。
軍資金が少ないと、毎日お金の心配ばかりしなければならなくなる。
「株やFXで一発逆転」といった「一攫千金」のような危険思想も入り込んでくる。
サラリーマンを辞めた後も、サラリーマン時代と同様に精神的に安定した生活を確保しないといけない。
そのためには「お金」は超重要だ。
絶妙なポジションで、安定した人生を送る
本記事で次の言葉が気に入った。
「絶妙なポジションで、安定した人生を送る」
一流のような重圧やしがらみはなく、三流のような悔しさを感じることもない。絶妙なポジションで、安定した人生を送る。そして、本業だけではない様々な人生の楽しみを謳歌する。それが二流の生き方のメリットと言えそうだ。
わたしの場合、サラリーマンは本業だと思えなかったので、必要な資金が貯まった時点で退職した。
その後、「ブログ運営」という仕事(というか道楽)に出会い、そこそこ収入が発生するようになった。
サラリーマン時代に作った貯蓄とブログからの収入の「合わせ技」で、お金にはそれほど困らない生活が確立できた。
「お金」と「人生の楽しみ」があれば、出世競争や年収競争から離れても、会社を辞めても、そこそこ楽しく生きていける。