会社を早期退職してセミリタイア生活に入るというのは、
「年収が10分の1になっても会社を辞めたい」
ということなんだと思う。
例えば、年収が700万円のサラリーマンなら、
「年収70万円以下になっても会社を辞めたい!辞める!」
ということ。
「年収が10分の1になっても会社を辞めたい」というのは、「労働者として時間を売る辛さ(搾取され度合い)を10分の1に減らしたい」ということだ。
お金<時間
なぜ、年収が激減しても会社を辞めたいかといえば「お金より時間が大事」になってきたから。
「小学生の夏休み」と同じ考えだ。
夏休みの前半は「休日は無限にある」と錯覚して遊びまくる。
しかし、8月下旬ごろになると「休日には限りがある」と気づく。
人生も40歳を過ぎて「後半」になってくると時間の価値が高まり、「自分の時間を売って、お金を稼ぐことだけに時間を費やす」ことを「もったいない!」と強く思うようになってくる。
でもお金は大事
「お金より時間が大事」と言っても、セミリタイア生活を維持するためのお金は必要だ。
ふつうはサラリーマン時代にまとまった貯金を作ったり、割増退職金をゲットして早期退職すると思う。
退職する前にいくら貯金が必要か?
「年収がサラリーマン時代の10分の1になっても生活を維持できる」
レベルの貯金があれば、「雇われず、起業せず」という「マイペース」で稼ぎながら、退屈しながらも自由に生きていける。