わたしがサラリーマン時代によく聴いた曲があった。
それはミスチル(Mr.Children)の「彩り」だ。
たまたまラジオを聴いていたら「彩り」が流れてきたので、この曲の思い出を書きたい。
歌詞を見てもらえばわかるが、「小さい仕事でも誰かの役に立っている」という曲だ。
朝の通勤時に仕事のモチベーションアップのために聴いていた。
「退職慰留」の曲として
特にサラリーマン時代の末期、仕事がイヤで「早く辞めたい!」と思っていたときは「退職慰留ソング」として聴いていた。
「仕事はイヤだけど、この曲の歌詞のように誰かの役に立っているはずだから、あとひとがんばり」と思いこませようとした。
が、明るい「彩り」を探すことはできなかった。
灰色、黒、ドス黒い色しか見えなかった。
モノクロの毎日。
退職後の「彩り」は
結局、早期退職したいという希望には逆らえず、2011年に40代前半で辞めた。
ミスチルでさえ、わたしの退職を止められなかった(笑)。
もちろん、曲は素晴らしい。
早期退職してセミリタイア生活を送っている今は「きれいな彩り」だ。