「早期退職してセミリタイアしたい!」と思ってもなかなかできないものだ。
次のような心配事があるから。
- 世間体が悪くなるんじゃないか
- 家族が猛反対するんじゃないか
- 退職後の環境の変化について行けるか
わたしの場合、上記の3つの心配事は「実現化」した。
『心配事の9割は起こらない』という本があるが、わたしの場合はセミリタイアに関しては「10割」起こった(笑)。
が、大した問題にはならなかった。
ひとつずつ解説する。
世間体が悪くなる
退職してしばらくして、とある親戚から「会社を辞めて、どうやって生計を立ててるの?」と訊かれたことがあった。
当時はブログをやっていなかったので定収入はなかった。
完全な無職ではなかったが「仕事をしている」と胸を張って言える状態ではなかったので答えに困った。
「ああ、これが”世間体が悪い”という感覚なんだな」と実感した。
親戚の直球質問に何と回答したかは次の記事を参照してください。
家族の猛反対
「40代前半で会社を辞めてセミリタイアする」と突然宣言したら、家族が猛反対するんじゃないか。
はい、猛反対されました(笑)。
セミリタイアするときは「社畜系」の友人や家族を説得するのは無理ですな。
もし猛反対されたときはどう考えればいいのか、次の記事が役に立てれば幸いだ。
環境の変化がストレスに
会社を退職して自由を満喫できるかといえば、そうでもない。
退職直後の1年がいちばんストレスを感じる。
特に「現状維持大好きサラリーマン」だった人ほど「退職直後の環境の変化」を「憂鬱」に感じるだろう。
憂鬱感の乗り切り方は、次の記事にまとめた。
「会社を辞めたら自由で快適だと思ってたのに憂鬱なのはおかしい」と違和感を感じるかもしれないが「変化と憂鬱はセット」と割り切るしかない。
時が経って慣れたら自然に憂鬱感は消えていく。
お金の心配は?
あれ、セミリタイア生活最大の心配事である「お金の心配」はないの?
と思われた人も多いかと思う。
「会社を辞めて、死ぬ前に貯金がゼロにならないか」みたいな心配だ。
が、本当に「お金が心配」な人はセミリタイアを実行しないと思うので「心配事」から除外した。
まとめ
セミリタイア前は心配事がたくさん頭に浮かんでくるが、いざ実行してみたら何とか乗り切れるものだ。