Kindle端末(Fire HD 10 タブレット)で使っているmicroSDカードが破損していた。
「破損」といっても、ちょっと風変わりな破損だったので、「破損」だと気づくまで時間がかかった。
ふつうの「破損」は、SDカードが読めずに端末で認識できなかったり、データが書き込めなかったりといった現象が起こるので、すぐに「破損」だと気づく。
が、わたしのSDカードはちょっとおかしかった。
どんなふうにおかしかったのか、説明したい。
データの読み書きができる風変わりな「破損」
わたしのSDカードは、一見、ふつうにデータの読み書きができるようにみえた。
Kindle端末に差し込んでも認識できた。
これらのいったい何が「破損」だったのか。
「データの追加・削除ができるように見えるだけで実際にはできていない」という破損なのだ。
データ追加ができるように見えるだけ
SDカードにファイルを追加すると、一見追加できたように見える。
が、Kindle端末を再起動(電源OFFしてON)すると、追加したファイルがなくなっているのだ。
つまり、ファイルを追加できているように「見える」だけで、実際には追加できていないのだ。
データ削除できたように見えるだけ
削除も同じ。
SDカードからファイルを削除すると、ファイル一覧からなくなるので、一見削除できたように見える。
が、追加の場合と同様、Kindle端末を再起動すると、削除したはずのファイルが、まだSDカードに存在しているのだ。
なぜ?
SDカード破損対策
今のままではSDカードの役割を果たせていないので、仕方なくSDカードを買い替えた。
2年足らずの寿命だった。
SDカードは「消耗品」と割り切って、重要なデータはKindle本体の内部ストレージかクラウドにバックアップしておくほうがいい。
今回は前の「安物買い」を反省して国内メーカー(東芝)のSDカードを買ったよ。
売り上げランキング: 1,512