国民年金は「免除」を使わずに保険料を満額払っている。
「国民年金保険料の免除」を申請すると、ひょっとしたら適用されるかもしれない。
が、免除の申請はしていない。
国民年金は「長生き保険」「投資失敗保険」と割り切っている。
長生き保険
国民年金の年金保険料が免除になると、出費が減るので助かる。
ただ、老後の年金受給額も減る。
もし、意外に長生きしてしまうと、免除による年金受給額の減額は痛い。
なので、国民年金は「長生きしたときの保険」と割り切って全額払っている。
投資失敗保険
国民年金保険料を免除にしたとする。
本来は払うはずのお金が手元に残るので、そのお金を投資に回して、免除で減額される年金受給額を超えるリターンがあれば「免除して正解」となる。
要するに、「日本年金機構にお金を払うより、自分で資産運用した方が儲かる」と考えるならば「国民年金保険料の免除」を申請したほうがいい。
もし投資に失敗したら「国民年金保険料を全額払っておいた方が良かった」となる。
もし投資に失敗しても国民年金(老齢基礎年金)が満額支給されるなら、老後の家計は助かるだろう。
なので、国民年金保険料は全額払っている。
年金制度の改悪リスク
少子高齢化・低成長などで年金受給額が減らされるリスクがある。
少子高齢化は既定路線なので、問題は経済成長がない場合だ。
経済成長(つまりインフレ率)が低調ということは「デフレ」ということだ。
「デフレ」の対策は簡単で「現預金」を多く持てばいい。
セミリタイア資金の「現預金」の割合を増やせばいいと考えている。
逆に、インフレについては年金制度に対策が組み込まれているので特に心配はしていない。
なんだかんだ言っても、低コストで暮らすのが最強の対策。