16歳で宝くじ2.5億円当せん女性の後悔「生協辞めなきゃよかった」(2020.11.23 マネーポストWEB)
という記事を読んだ。
英国の女性が16歳の時に国営の宝くじで180万ポンド(2億5,000万円)当てた。
当せんしたとき、彼女は高校を中退して、生協で働いていた。
宝くじでゲットした億単位の大金は浪費で消えた。
どんな浪費をしたのかは上記記事を参照してほしい。
お金持ちであり続けるのは難しい
宝くじのような不労所得で大金を得てお金持ちになったとしても、その後ずっとお金持ちであり続けるのは難しいんだな。
33歳になった彼女は、シングルマザーで介護士としてギリギリの生活を送っているという。
お金持ちになっても当せん前と同様のレベルの生活を送ることができていたら、日本円で2億円程度の純金融資産を持ちながらマイペースの悠々自適生活が送れたのだが。
お金持ちになるのは簡単だが、お金持ちであり続けるのは至難の業。
金融資産はコツコツ増やすのが減らさないコツ
やはり、金融資産は宝くじや株の短期トレードで「ドカン!!!」と増やすのではなく、給料やボーナスのなかから一定割合をコツコツと積立貯金と積立投資しながら徐々に増やしていくのが最適だと思う。
わたしの場合、就職してから20年近くかけて「セミリタイア資金」をコツコツ貯めてきた。
時間をかけて増やしてきた金融資産は「無駄遣いできない!」「減らしたくない!」と強く感じるようになる。
なので、「浪費であっという間に無一文」という危険性はほぼ皆無だ。
もしわたしが宝くじで2億5,000千万円当たったら……1億5,000万円は無リスクの現預金(または日本国債)で持っておいて1億円でインデックスファンドかETFを買うかな。
急いで得た富は減る。少しずつたくわえる者はそれを増すことができる。
『旧約聖書』「箴言」13章11節