「30年以内に震度6以上の地震が起こる確率が80%」の意味

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なまず 2

30年以内に震度6弱以上の確率 全国各地の最新予測地図を公表(2021.3.27 NHK)

という記事によると、日本各地で震度6以上の地震が発生する確率を示した最新の予測地図が公表された。

参照全国地震動予測地図2020年版(地震調査研究推進本部)

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自宅がある地点の「色」を予測地図で確認

早速、予測図で自宅がある場所の「色」を確認してみた。

全国地震動予測地図2020

出典全国地震動予測地図2020年版「全国地震動予測地図を見てみよう」p. 2(地震調査研究推進本部)

上図で「黄」→「オレンジ」→「赤」→「紫」と、色が濃くなるほど震度6以上の地震が起こる確率が高くなる。

自宅の地点の色はプライバシー保護の観点から秘密だが、確率が低いからといって安全安泰とはいえない。

「30年以内に大地震が発生する確率が80%」とは

上記記事では、地震の発生確率が高い都市がいくつか紹介されていた。

今回も、海溝型の巨大地震が懸念される地域では70%を超える高い確率となり、
▽北海道の根室市で80%
▽釧路市で71%
▽関東の水戸市で81%
▽東海の静岡市で70%
▽四国の徳島市と高知市で75%、などとなっています。

「30年以内に震度6以上の地震が発生する確率が80%」の場合、1年以内に震度6以上の地震が発生する確率は何%か?

以前の当ブログの記事でやった計算を再掲する。

「1年以内に地震が発生する確率」をpとすると、

「1年以内に地震が発生しない確率」は(1 – p)となる。

「30年以内に地震が発生しない確率」は(1 – p)を30回かければいい(つまり30乗すればいい)から、

$$(1-p)^{30} = 1 – 0.8 = 0.2$$

$$1-p = 0.2^{\frac {1}{30}}$$

$$p = 1 – 0.2^{\frac {1}{30}} = 0.0522342727$$

セミリタイア生活の大敵「南海トラフ地震」の発生確率を計算する

よって、1年以内に震度6以上の地震が発生する確率は5.2%となる。

逆に1年以内に発生しない確率は94.8%だ(100% – 5.2% = 94.8%)。

「1年以内に5%」は大きい数字ではないが無視できるほど小さいとも言えない。

サイコロを2つ投げて「1」「1」のゾロ目が出る確率が2.8%だ(1/6 × 1/6 = 1/36 = 0.02777)。

なので、いつ起こっても不思議ではない。

気をつけよう。

<参考文献>

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