当ブログの最新刊『40代で仕事に疲れたので早期リタイアしてみた』のポピュラー・ハイライトを2つ紹介したい。
ポピュラー・ハイライトとは、Kindle本の中で他の読者がハイライトしている部分のことだ。
本書の読者がどんな話題に関心を持っているかがわかる。
徒然草
1つめは早期リタイアのバイブル『徒然草』の中で好きな文章を紹介した箇所だ。
本書で一番好きな言葉は第38段の冒頭だ。
名利 に使はれて、閑 かなる暇 なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ。訳すと、「名声や利益を求めたり守ったりすることに追われて、静かに過ごす暇がないまま一生苦しむなんて、バカバカしい」となる。
承認欲求やお金に対する執着が強すぎると、早期リタイア後も名声や利益を求めたり守ったりすることに追われてしまうことだ。
ブログのページビュー数・SNSの「いいね!」の数・収入・株や投資信託の運用益などなど……。
せっかく退職したのに数字に追われ過ぎると「閑かなる暇なく一生を苦しむ」ことになる。
住民税の申告不要制度
2つめのポピュラー・ハイライトは「住民税の申告不要制度」があることを紹介している箇所だ。
「株などの配当金」や「債券の利息」といった収入がある場合、青色申告に加えて住民税の「申告不要制度」を活用すれば国民健康保険料も節約できる。興味がある方は調べてみてほしい(「住民税 申告不要制度」で検索)。
株式投資の配当金等を所得として確定申告すると、国民健康保険料が上がる場合がある。
なので住民税の確定申告で「申告不要」、つまり配当金等の所得を「ゼロ」で申告することで、国民健康保険料の増加を防止できる。
※上記は2021年7月20日現在の情報です。