『DIE WITH ZERO』を要約したKindle本『たった15分でわかる「DIE WITH ZERO」: 人生を豊かにする9つのルール 15分シリーズ』(15分男(著))を見つけたので読んでみた。
わたしはまだ『DIE WITH ZERO』を読んだことがない。
「DIE WITH ZERO」……つまり「やりたいことに貯蓄を使い切って、残高ゼロで死ぬ」という理想をどうやって実現すればいいのか興味がある。
まずは「要約本」で予習してみた。
「死ぬまでに必要なお金」がわかる「魔法の方程式」
『DIE WITH ZERO』では、「死ぬまでに必要なお金」を確認できる「魔法の方程式」というのが紹介されている。
方程式は、
【死ぬまでに必要な金】=『一年間の生活費』×『残りの人生』×0.7
とのこと。
なぜ「0.7」を掛けているのか?
安定的に投資で稼げるか
それは、必要なお金は寝かしているわけではなく投資に回してるからだ。
つまり、生活費の7割は資産の取り崩しで用意して、3割は投資で得る収入(配当・利息・賃料など)で稼げというわけだ。
と、わたしは解釈した。
「取り崩し + 配当金」で生活費を捻出する運用方法は、以前紹介した「下山プランニング」が参考になる。
日本なら「バイト + 年金」も併用
『DIE WITH ZERO』は米国の本だ。
日本で「DIE WITH ZERO」を実現するにはどうすればいいのか。
生活費の3割を稼ぐのに「不労所得」にこだわる必要はなく、バイトやフリーランスでもいいと思う。
リスク資産に投資しているのなら配当金や賃料などが入る。
65歳以降は年金が入る。
なので、上記の方程式を満たす資金を用意した上で、生活費の7割は貯蓄を取り崩し、3割は「労働・年金・不労所得」で稼ぐという手法で「DIE WITH ZERO」の方程式を実現できる。
【2022年4月15日追記】本書はKindleストアから削除されていた。何か問題があったのか?