ダイヤモンド・ザイ・オンラインに掲載されていた。一人暮らし単身者の「理想的な支出の割合」が掲載されていたが、さらに削れると思うところがある。
住居費が56,000円となっているが、会社勤めの場合なら社宅に入るなり家賃補助制度を使えばもっと安くなる可能性はある。私がサラリーマンの頃、都心のマンションを家賃補助制度を使って借りていたときは3万数千円の家賃で借りられた。もし、賄い付社員寮に入れたら、食費もセットで節約できるだろう。
水道光熱費は、1日じゅう家にいるわけではないのでもう少し削れると思う。休日はサイクリングや図書館など、お金のかからないところへ出かければいいのではないか。
通信費は携帯、プロバイダーとも一番安いプランにする。うまくいけば5,000円以内におさまるだろう。
一番解せないのは保険料だ。単身者が保険に入る必要があるのはマイカー保有者なら自動車保険、マイホーム保有者なら火災・地震保険くらいだ。医療費は健康保険で十分だし、生命保険は不要だ。保険料は貯蓄に回して問題ない。
交際費の1万円も疑問だ。デート代ならわかるが、単なる飲み会なら月1万円も使ってはいけない。
逆に気になるのは「自己投資」の支出が計上されていないことだ。貯蓄も必要だがそれ以上に仕事の勉強のための投資が必要だ。
貯蓄については、「月々の積立+ボーナス全額」が理想だ。万が一ボーナスがカットされても生活できるようにしておくためと、将来のマイカー、マイホーム、結婚等の大きな出費に備えるためだ。